小劇場の集客は難しい。
私はコロナ以前、小劇場界隈で演劇をしていた。
※大事な前置き
まずどのような公演でも全てのお客様にとても感謝していた。
一部の売れてる団体を除き、小劇場の主な観客は、
①何を観ても「楽しかった」と言ってくれる謎なくらい優しい演劇好きのお客様、
②付き合いで知人の公演へ行く演劇人、
③お綺麗な女性出演者(もしくはイケメン俳優)との役者面会や触れ合いを楽しみにしている男性ファン(あるいは女性ファン)、
④最初からアンケートを本気で書く気でお越し下さる劇団推し(というか正しくは演劇推し?)タイプのお客様、
で8割方を占める。
私は大した人間でなく、むしろグータラな人間であるけれども、ずっとパッションのような人生で譲れないもののような、言語化しがたい何かを観て欲しいと思って演劇をしていた。
けれども自分の力不足ゆえに、そういったことを観てもらえないことも多かったような気がする。(しつこいけれども、どんな目的であれ、観に来てくださったことは尊く光栄なことだった。)
だから、どうすれば観て欲しいものを観てもらえるのか、今後演劇をするのか、他の媒体で活動をするのか全くわからないけれども、とにかく考えたいと思う。
おしまい。